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電気設備設計とは?仕事内容や資格、キャリアアップに役立つスキルを解説

更新:2025-04-01

電気設備設計とは?仕事内容や資格、キャリアアップに役立つスキルを解説

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電気設備設計は、私たちの暮らしを支える重要な仕事です。家庭のコンセントや照明はもちろん、ビルや工場の電力供給、通信インフラなど、幅広い分野で必要とされる専門職です。

この記事では、電気設備設計の仕事内容ややりがい、将来性、年収、必要な資格・スキル、キャリアアップの方法まで詳しく解説します。あわせて、「電気設備設計の仕事はきつい?」という疑問にもお答えします。

「手に職をつけたい」「社会に役立つ仕事をしたい」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

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電気設備設計とは?仕事内容

電気設備設計とは、ビルや住居などの建物内において、電気の配線やコンセントなどのレイアウトを設計するのが主な仕事です。建物の設計図面をもとに、電源や照明などの電気設備の配線やレイアウトを決めた上で電気設備設計図を完成させます。

電気設備設計図を作成する際は、法律と安全性を守ることに加え、コストを考慮する難しさがあります。また、建物の発注者や施行者、建物の管理者などの多くの関係者に対し、電気設備設計の意図がわかるように図面を作ることも必要です。

建物で電気を使うには、電気が正しく通るだけでなく、照明やコンセントが適切な位置に配置されなければなりません。発注者の要望を汲み取り現実化するのは、電気設備設計の重要な仕事です。つまり、電気設備設計は電気を便利に、かつ快適に使うという重要な役割を担っています。

電気設備設計の仕事はきつい?

電気設備設計の仕事は、専門性が高く、責任が大きいため「きつい」と感じる人もいます

万が一、設計ミスがあれば、建物全体の電力供給に影響が出るだけでなく、安全面にもリスクをもたらすため、細部まで正確な設計が必要です。

さらに、電気設備の技術は日々進化しており、新しい知識の習得が常に求められます。

スキルを磨き続ける姿勢と、トラブルを未然に防ぐための注意力が必須であることが、この仕事を続けるうえで欠かせない要素であり、「きつい部分」とも言えます

電気設備設計のキャリアアップに役立つ資格

電気設備設計の仕事や、キャリアアップに役立つおすすめの資格を紹介します。

電気設備設計に資格は必須ではない

結論からいうと、電気設備設計になるための資格は存在しません。しかし、電気設備設計の仕事は、電気の専門知識に加え、設計の知識も求められます。

以下の資格を取得すると電気設備設計の仕事に役立つ上に、仕事の幅が広がることでキャリアアップにつながります。

電気工事士

電気工事士は、自家用・一般用電気工作物の電気工事に携わることができる資格で、電気設備設計の仕事に必須です。第1種は最大電力500キロワット未満の自家用電気工作物、一般用電気工作物の電気工事ができます。一方、第2種は一般住宅や小規模店舗などの低圧で受電する建物で、一般電気工作物の電気工事に携われます。

第2種の試験は受験資格がないうえに、合格率は6割程度と受験しやすいおすすめの資格です。また、第2種電気工事士として1年以上の実務経験を積むと、2級電気工事施工管理技士の受験資格が得られるため、足がかりとして受験してみてもいいでしょう。

電気工事施工管理技士

電気工事施工管理技士は、電気工事の施工における工程や安全、品質、原価などを管理するための国家試験です。電気工事の計画や施工の知識を習得できるため、電気設備設計をする上で大いに役立ちます。

電気工事施工管理技士の有資格者は需要が高く、ゆくゆくは工事現場の施工管理職として活躍することも可能です。電気工事士よりも試験の難易度はやや高いものの、電気工事のスペシャリストとして認められるので受験する価値はあるでしょう。

建築士

建築士を取得すると建物設計の知識を本格的に学べるだけでなく、電気設備設計で制限されている「防災に関する設備」の設計ができるようになります。設計できる電気設備の幅が広がるため、「建物の種類を増やしたい」「もっと大規模な建物に携わりたい」という方に最適の資格です。

ただし、1級建築士はあらゆる規模の建物の設計が可能ですが、2級では設計できる建物の規模に制限があります。試験の難易度は施工管理技士よりも高くなるため、それ相応の知識と勉強が必要です。

1級建築士を取得してから5年以上の実務経験がある場合、「設備設計1級建築士」という設備設計における最高峰の資格を取得できます。電気設備設計のスペシャリストを目指す方や、ゆくゆくは設計の世界で活躍したい方は、2級から徐々にキャリアアップするといいでしょう。

建築設備士

建築設備士とは、建築全般の知識を持ち、建築士が設計する際に設備の設計や工事監理に関するアドバイスができる資格のことです。建築設備士試験は、学歴や建築設備に関する実務経験に基づいた受験資格が定められています。建築設備士を取得すると、4年の実務経験で1級建築士の受験資格を、2級建築士・木造建築士においては「実務経験なし」で受験できるメリットがあります。

あくまでもアドバイスする立場になるため、設計に携わる機会は少なくなります。ただし、高度化・複雑化する建築設備において、安全性の確保のために建築設計士の価値は年々高まっている状況です。建築士と同様に難易度が高い試験ですが、建築士を受験する足がかりとして挑戦してもいいでしょう。

電気設備設計者になるために必要なスキル

電気設備設計の仕事をするうえで、身につけておくべきスキルを見ていきましょう。

電気の知識は必須

電気設備設計の仕事は、目に見えない電気を扱うため、電気の知識は最低限必要です。電気系の学科を卒業、または上記の資格を取得することが、電気設備設計のスタートラインといえるでしょう。

電気工事の業界は人手不足といわれていますが、電気の基礎的な知識があれば活躍できる可能性は十分あります。学校で勉強したことがない方でも、資格取得を通して電気の知識を身につけることで仕事の幅がさらに広がるでしょう。

CADのスキル

CADは設計を図面に起こすソフトのことで、電気設備設計の仕事に欠かせません。CADの操作を1から学んだ場合、最低でも1年程度の時間がかかります。電気設備設計として転職する場合、CADの操作はあらかじめ勉強しておくことが望ましいでしょう。

コミュニケーション能力

1つの建物を建てるには、建物の構造設計や内装などのデザインを設計する意匠設計など、さまざまな設計が必要です。電気設備設計をする際、構造設計と意匠設計を含めて設計するため、構造と意匠と調整を行なうコミュニケーション能力が必要です。

実際の仕事では、設計者や発注者、関係官署、電気機器メーカーなど、さまざまな関係者と打ち合わせをする機会が多々あります。時として電気の知識がない相手と打ち合わせをする機会もあり、相手にわかりやすく説明する力が求められます。

また、電気的にできないことを要求されることも多く、解決方法や代替案などの打ち合わせが必要です。電気設備設計は周囲と調整しながら設計を進めるため、コミュニケーション能力は最も重要なスキルといえるでしょう。

電気設備設計者の年収

厚生労働省が運営する「職業情報提供サイト」によると、電気設備設計の平均年収は約688万円とされており、全職種の平均と比較しても高水準です。

勤務先は大手電力会社や鉄道会社、電機メーカーなどが多く、安定した収入を得られる傾向にあります。経験や資格によって収入は大きく変動し、電気主任技術者や電気工事施工管理技士といった国家資格を取得すると、年収アップやキャリアの幅を広げることも可能です。

なかには、夜勤やシフト制を導入した職場も多く、その分手当がつく場合もあります。高度な専門性と責任が求められる職種である分、努力や実績がしっかりと評価されやすい点も魅力だといえるでしょう。

電気設備設計の将来性

電気設備設計は、今後も高い需要が見込まれる将来性のある職種です。電気は生活や産業に欠かせないインフラであり、新築や再開発、老朽化に伴う改修など、あらゆる場面で設計の専門家が求められます。

近年では、太陽光発電など再生可能エネルギーを取り入れた設備設計の需要も増えており、環境に配慮した設計が必要とされています。

このように新しいニーズも絶えず生まれることから、電気設備設計は将来が明るい分野といえるでしょう。

また、設計職はAIに代替されにくく、専門知識と経験が評価されるため、長期的なキャリア形成が可能です。資格取得や経験を積むことで転職の選択肢も広がるなど、将来の安定性と成長性を兼ね備えた職種です。
 

【未経験】電気設備設計への転職を成功させるためのポイント

電気設備設計職への転職を成功させるには、技術力だけでなく、設計における判断力やコミュニケーション力を効果的にアピールすることが重要です。

実務経験がない未経験者の場合は、これまでの仕事で相手の立場に立って行動した経験や、業務をスムーズに進めるために工夫したエピソードなどを具体的に伝えることで、設計職に必要な視点を持っていると評価される可能性があります。

また、自分の考えや発言の意図を“的確に共有するスキル“も評価されやすいポイントです。

転職活動をより確実に進めたい場合は、建設業界に強い転職エージェントの活用もおすすめです。プロのサポートを受けながら転職活動を進めることで、自分に合った職場との出会いにつながりやすくなります。

まとめ

電気設備設計とは、建物内の電気設備のレイアウトや配線を設計図に起こすのが主な仕事です。電気設備設計は資格がなくてもできる仕事ですが、電気と施工、設計などの知識が求められます。特に、電気の基礎知識は必ず身につけておく必要があるため、資格の勉強を通して知識を得ることが大切です。電気の知識がまったくない方は、難易度が高くない第2種電気工事士など、できることから始めてみるといいでしょう。

また、電気設備設計の仕事に就く場合、電気とCAD、コミュニケーション能力といったスキルも必要です。

電気設備設計の仕事に興味があるものの、不安なことや疑問点がある場合、「ベスキャリ建設」のキャリアアドバイザーが力強い味方になります。建設業界に強い求人サイトとして、さまざまな知識やノウハウで転職のお手伝いをしています。転職活動に迷ったり、行き詰まったりしたときは、ぜひキャリアアドバイザーご相談ください。

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この記事を書いた人

ベスキャリ建設 編集部

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