今回は新たな視点で女性の施工管理についてご紹介できればと思い、
社内インタビューを行いました。
山谷さん(=当社CS担当)より話を伺い、客観的にみて女性が建設現場で働く醍醐味について語ってもらいました。
※CS担当=建設現場で働く技術社員をサポートする社員のこと。当社独自の呼び方。
CS担当:山谷さん
前職:建築施工管理
当社の女性施工管理を務めている山崎 春香(仮名)さんのサポートを担っており、現場訪問へ行った時の彼女の様子について語ってくれました。
女性の現場監督が働きづらい、というのは昔の話
私:女性の現場監督って働きづらいっていう印象なのですが、実際どうですか?
山谷さん:確かに男社会っていう印象が強いけど、僕が現場で施工管理として働いていた時よりも今は大分変わってきているなって思うよ。
私:政府と企業がタッグを組んでいる取り組み(10月2日のコラム参照)ですよね!やっぱり少しずつ変化があるんですね……。
山崎さんは未経験で入社されたとのことですが、やりがいってどんな時に感じている様子ですか?
山谷さん:一から仕事について教えてもらえていることにやりがいを感じるって言ってたよ。
所長さんや職人さんが1から丁寧に仕事について教えてくれるから、毎日が新しい発見の連続で楽しく仕事しているって。
私:へぇ!それは楽しそうですね!
未経験で入社したら分からないことばかりで、逆に不安が大きいのかなと思っていたのですが、そうでもないんですね。
山谷さん:彼女はボーイッシュな感じの子だから、現場にもよく馴染んでいるし、職人さんとも上手くコミュニケーションが取れているから、僕も安心してる。
私:逆に苦労することってあるんですか?
山谷さん:基本的に施工管理は大きな力仕事はやらないんだけど、ちょっとした物を移動させることがたまにあって、そういう時は大変そうだなって思う。でも、困っている女性がいると男として放っておけなくて、手伝っちゃうんだよなぁ (笑)
私:なるほど、“女性の特権”っていうやつですね。
女性だからこそ!現場監督として力を活かせる
山谷さん:そうそう!やっぱり女性がいる現場といない現場じゃ全く雰囲気が変わる。
笑顔で元気よく働いている女性がいるだけで、周りにいる人の対応は変わる。相乗効果が生まれて、本人も仕事がやりやすくなるだろうし。いろいろな考え方があるけど、僕は女性だからこそ使える武器ってあると思うんだ。笑顔1つで場を和ませられる女性のパワーって、どう頑張っても男じゃ勝てないことだと思う。
私:そういうことって、性別関わらず大事ですよね。私も頑張ります!
山谷さん:笑顔はいいのに仕事は出来ないってのも良くないけどね(笑)。
現場でどんなことをやっているのかを把握できないと、工程が分からなくなり、全体作業に影響がでてくるから。それにお客様にも多大な迷惑を掛けてしまうことになると、今後の信頼関係にも影響してしまう。
だから最初は現場の写真撮影、写真管理を通して現場を覚えてもらって、事故が起きていないかを確認し、何かあれば必ず上長へ報告することが初めの大切なお仕事だよ。
私:建設って奥が深いんですね……。すごく興味が湧きました。
山谷さん:まぁあまり難しく構えないで、明るく元気に仕事をするってことが大事かな!
現場監督は「女性が活躍できる職業」です。
当社でもたくさんの女性現場監督が働き、女性ならではの力を活かしています。
皆様の仕事のひとつの選択肢として「現場監督」という職業を覚えて頂けたら、と思います。
ちょっとでも「興味がある」「話を聞いてみたい」という方、まずはご気軽にキャリアアドバイザーへご相談ください。
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