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施行管理職のあるあるを5つ紹介!知っておきたい施工管理の事情とは

更新:2022-05-18

施行管理職のあるあるを5つ紹介!知っておきたい施工管理の事情とは

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■施行管理職のあるある事情5選

現場技術者として工事現場で働く施工管理技士は、毎日朝早くから遅い時間まで、工事をスケジュール通りに進めるために奔走しています。仕事が体に染みついてしまい、オンとオフの切り替えがうまくいかない時がある…というのはどんな職業でもよくある話ですよね。

では、施工管理技士にまつわる、仕事上やオフの日の「あるある話」はどうなのでしょうか。建設業界の仕事は一般の人から見れば「どんな仕事をしているのか」が見えにくい部分があります。また、業界にいない人には伝わりにくい「あるある話」が多いのが特徴です。ここではその中から5つご紹介します。施工管理技士の方に共感してもらえたら幸いです。

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◇休むとなぜか落ち着かない

ワークライフバランスが提唱されるようになり、施工管理技士も「働き方改革」という考え方が浸透しつつありますが、実際はなかなか休めないのが現状です。天候不良などが理由で発生した工程遅れを取り戻すための作業や、クライアントからの不意な依頼で打ち合わせを行わざるを得なくなったというように、休み返上で仕事している人も見られます。

また、現場回り、デスクワークなど仕事が雑多であるため、残業も多いのは施工管理技士の宿命ともいわれています。家には眠るために帰っているようなものという人も少なくありません。

そんな毎日がハードワークである施工管理技士。何らかの理由で丸一日休みの日が得られた場合、のんびり過ごそうという気持ちを持っても、手持ち無沙汰で何度も時計を見てしまうこともあるようです。中には、散歩に出るついでに自社が手掛ける工事現場の様子を見に出かけるという人もいるそうです。

また、クライアントからの呼び出しや、現場でイレギュラーな事案の発生などを懸念してしまうことから、休みの日に鳴る携帯電話の呼び出し音が怖いという案件も「あるある話」ではないでしょうか。

 

◇現場の年齢層が幅広いため誰が監督かわからない場合がある

中小の建設業者であれば、ベテランかつ年配の施工管理技士が監理技術者(もしくは主任技術者)として現場監督をすることが一般的ですが、JV(共同企業体)での工事などは若手の施工管理技士が監理技術者として業務を担っていることもあります。

現場で作業を行う職人さんも、施工管理技士と同様に安全靴やヘルメットの着用が義務付けられるうえ、企業が支給する作業服を着用することが一般的となり、一見、誰が統括者で、誰が現場作業員(職人)かという区別が付きにくいこともあります。

中には、長期的に現場作業に携わっているため、現場の状況に詳しい下請け現場作業員も多く、現場デビューしたての若手の施工管理技士が叱責されたり、指導を受けたりという場面に出くわすこともあります。

 

◇職業病でプライベートでもリスク管理をついついやってしまう

「KY活動(危険予知活動)推進」や「現場レベルのヒヤリハット報告」などを求める立場におり、安全衛生に関する業務を中心に担う施工管理技士も見られます。

朝早く出社して、作業員休憩所の環境確認やその日の作業場所をくまなく点検するなどの業務も行います。一見して簡単そうですが、おざなりな点検をしたことで数百名規模の死傷者を出してしまうというようなことに繋がらないよう、真剣に確認をしなければいけません。

こういった理由から、自宅にいても、子供が階段から落ちるリスクや本棚の天面に載せた荷物が落下するリスク、地震で建物が倒壊するリスクなどを先読みしてしまい、何らかの対策を講じてしまうという、まさしく「職業病」と呼ばれる行為をしてしまう人も見られます。たまの休みでも、我が子や家族のために自宅のKY対策で奔走してしまうこともあり、気持ちが休まらないといった一面も見られます。

 

◇職人さんとのやりとりが大変

先ほども記しましたが、若手かつ新人の施工管理技士と、ベテランの職人さんとの間には「年齢・経験」という大きな差が生まれています。「自分は現場経験何十年のベテランだから、若く経験が浅い現場監督は何となく信用できない」という隔たりを作ってしまうこともあるようです。

施工管理技士の立場になると、コミュニケーションに苦手意識を持ちやすい人も見られます。たとえ、大事な注意事項だとしても年齢が親よりも上の世代の人に指示を出せないという人も少なくありません。

新工法を採用しても、ベテランの現場作業員がその手順を理解できないということもあるようです。昔の技術や慣習にこだわり、今どきの技術を理解してもらえないという悩みも見られます。

 

◇外の作業なので夏は暑い、冬は寒い

これは現場技術者なら誰もが首を縦に振って「あるある」を強調することでしょう。会社でデスクワークをしている分には大勢に影響が出ませんが、現場での仕事の場合、夏は暑くて冬は寒いというような事態に体調を崩してしまう人も見られます。この暑さ寒さ対策も施工管理技士の仕事となります。

このところでは涼感スプレーや、ファン付き空調服の着用などで暑さをしのぐことや、熱中症指数をくまなく確認し、指数が高い場合は作業を中断するなどの工夫も行われています。太陽が南中にある時間帯は休憩をとるようにし、作業時間をずらして始めるというスケジュールも少なくありません。

冬場などはヒーター付き手袋やカイロポケットがある作業服、アノラックを着用するということもありますが、動きやすさと防寒のバランスを保つことも重要です。

 

■まとめ

施工管理技士の「あるある」を5つピックアップしてお届けしました。古い時代の建設工事とは格段に環境も変わりましたが、規模の大きい仕事や、工期が長い仕事なども多く、異動や転勤などもある施工管理技士と職人(現場作業員)との間で隔たりが生まれてしまうこともあるようです。信頼を寄せあってこその安全第一(ゼロ災)や工期遂行ですので、イニシアチブをとれるよう工夫をすることも大切です。

また、休みの日の気持ちの切り替えはなかなか…という声も見られます。休みの日は十分に休息をとって明日の活力のための充電をしましょう。

 

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この記事を書いた人

ベスキャリ建設 編集部

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